愛犬家住宅かわら版106~文豪の名前のない猫VS英雄の名前をつけた犬~

ここ数日で急に涼しくなり秋らしくなって参りました。

秋と言えばスポーツの秋、食欲の秋、読書の秋・・いろいろありますが、今回の『愛犬家住宅・かわら版』は、読書の秋から文豪「夏目漱石」にスポットを当てたお話しです。

夏目漱石といえばその代表作から猫を連想しがちですが、実は犬も飼っていたということはご存じない方もいらっしゃるかも知れません。

夏目家の猫は、『吾輩は猫である』の主人公と同じように、代々、名前はないまま。それに対し、犬(雑種)には「ヘクトー」という立派な名前をつけ、たいそう可愛がっていたそうです。

ヘクトーとは、ホメロス作といわれるギリシアの叙事詩『イリアス』の英雄「Hector」からつけられたそうですよ。

そのヘクトーが病気にかかり、入院していたことがあります。その病気というのがジステンパーだとか。

ジステンパーは、致死率が高い病気で、後遺症が残ることも多い怖い病気ですが、現在はワクチンの普及によって感染する犬は昔に比べて激減しています。

ヘクトーのジステンパーは、幸いにも回復しました。しかし、ヘクトーは3・4歳の若さで亡くなってしまいました。

その数ヶ月後に書かれた『硝子戸の中』で、漱石はヘクトーについて愛情に満ちた話を残しています。

また、漱石は庭の一角にヘクトーのお墓もつくっています。『吾輩は猫である』のモデルになった猫のお墓の近く、書斎からよく見える場所につくりました。

名前のない猫と、英雄の名前をつけた犬・・・その違いまでは良く分かりませんが、夏目漱石は大の愛犬家だった!ということでしょうか!?(^_^)

9月20日から26日までは、動物を飼われている皆さんはご存じの『動物愛護週間』です。愛護週間にあわせ、「動物を飼う=命を預かる」「ともに暮らし始めたペットの生命が終わるまで飼い続ける=終生飼養」ということについて、もう一度じっくり考えるよい機会だと思います。(^_^)

 

 

愛犬と暮らす・・愛犬家住宅ドットコム/長野県長野市で“愛犬家住宅・ペット共生住宅”を手がける建設会社、専門の愛犬家住宅コーディネーター(AJC)が在籍する、『総合建設西沢商会/ニシザワホーム』、“愛犬家住宅 住まいづくり倶楽部”会員