愛犬家住宅かわら版81~ワンちゃんにも起こる椎間板ヘルニア~

最近、新築であったり、リフォームであったり、お客様とお打ち合わせ・プランニングをしていく中で『愛犬家住宅』仕様にするケースが増えてまいりました。(^_^)

その中でたまたまなのですが、ここのところお客様の飼われているワンちゃんが”ミニチュアダックス”という事例が続いておりまして・・・

やはり、ワンちゃんも飼い主さんも「安心・安全・快適」な住まいをご提案する中で気をつけなければならないこと・・特に”ミニチュアダックス””コーギー”など気をつけなければいけないの病気に『椎間板ヘルニア』が挙げられます。

『椎間板ヘルニア』は、腰や首などに激しい痛みを伴い、日常生活にも影響が出てしまうこの病気は、実は人間だけの病気ではなく、ワンちゃんにも起こる病気の1つです。

ちょうどそんなこともありまして、今回の『愛犬家住宅・かわら版』「ワンちゃんにも起こる椎間板ヘルニア」についてお届けしたいと思います。

 

<椎間板ヘルニアとは>

背骨(脊椎)は、椎骨と椎骨の間にあるクッションのような働きをする「椎間板(ついかんばん)」でつながっています。この「椎間板」が老化して変形し、外に突き出てしまったり、椎間板内にある「髄核」が押し出されたりする状態を【椎間板ヘルニア】といいます。

背骨の上には、神経細胞(脊髄)が詰まった脊椎管があり、椎間板ヘルニアになるとその脊椎管内の脊髄や神経を圧迫して神経マヒを起こします。治療せずにいると、神経細胞が壊死してしまい、立てなくなってしまう恐れもあるのです。

 

<椎間板ヘルニアの症状>

ワンちゃんに下記のような症状が見られたら、椎間板ヘルニアの疑いがあるかもしれませんので、動物病院で診察するようにしてください。

  • 触ると痛がる
  • 散歩に行きたがらない
  • 走らなくなる
  • 腰をかばって歩いている
  • 抱っこしたら痛がる
  • 階段(段差)を嫌う
  • 後ろ足がふらついている
  • ヨロヨロしながら歩いている
  • 立ち上がることができなくなる
  • 後ろ足が動かせない
  • 自分で排泄できなくなる

 

<椎間板ヘルニアになりやすい犬種・状況>

椎間板ヘルニアは、胴が長くて足の短い犬種(ダックスフンド、W.コーギー、ビーグルなど)が発症しやすい傾向にあります。また、体重の重い大型犬などもかかりやすいと言われています。

椎間板ヘルニアにかかりやすい犬種は、骨の構造上、脊椎への負荷が大きく、さらに、元気よく跳んだり、走りまわったりするので、脊椎に大きな負荷がかかり、椎間板を傷めやすくなります。

上記の犬種以外でも、過剰な運動は椎間板ヘルニアを引き起こす原因の一つです。

背骨に強い刺激が加わるような過激な運動や、無理に首を引っ張るような運動は、頸椎(けいつい)に負担をかけることになるので避けるようにしましょう。

また、室内では、急勾配の階段の上り下り時や、ソファーなど高い場所から跳び下りた時、遊んでいる最中にフローリングの床で滑ってしまった時などに脊椎に負荷がかかりやすいので、注意してください。

<予防法>

  • フリスビーやアジリティなど、脊椎に大きな負荷のかかる激しい運動をなるべく控える
  • フローリングなど滑りやすい床には、カーペットなどの敷物を敷いて滑らないようにする
  • 階段の上り下りをさせないようにする・ソファーなどへの高い場所への跳び乗りや跳び降りをさせないようにする
  • 抱き上げる際に、前足だけをつかんで抱き上げないようにする
  • 体重増加により背骨に負担がかかるので、肥満にならないように食事の管理に気をつける

 

上記のようなことに気を配ることによって、椎間板ヘルニアになる確率を減らすことができます。このような飼い主さんの気配りや注意が、椎間板ヘルニアを予防し病気の発生を減らすことにつながります。

ワンちゃんに辛い思いをさせないためにも、日ごろの愛犬の様子をよく観察し、病気の早期発見を心がけましょう。(^_^)v

 

愛犬家住宅ドットコム/長野県長野市で愛犬家住宅を手がける建設会社、愛犬家住宅コーディネーター(AJC)のいる「総合建設西沢商会/ニシザワホーム」