前回、住宅業界雑誌に「日経ホームビルダー」に、”ペットと共生できる家づくり『失敗しないペット対応』”という特集が組まれていました・・・という話題に触れましたが、今回はその続き。
中に著者が書いていましたが、”「昔、飼っていたから分かっている」「聞きかじった内容で同じようにつくればいい」などと言って、犬や猫に対していい加減な知識で建設や改修の仕事を進めるのは好ましくない。不十分な対応は、ペットにストレスを与えて病気にしたり、思わぬ事故によるけがを招いたりする恐れがあるからだ。”
・・・その通りだと思います。そのために私どもも日々勉強しているのです。(^_^)
面白かったのは、目線への配慮で満足度向上として、「動物の本能に近い部分にいかに気づき、満足させられるか」というお話し。これ、住む人じゃなくてペット自身の満足度のこと。
ペットが入るケージの天井高さで、「寝室は天井が高すぎると本能的に落ち着かない。」とか、段差は「犬が背中を真っ直ぐに伸ばした状態で昇降できるような傾斜にすべき。」などなど。
ネコに対しても「回遊性のある動線を確保することが大切である。」として、猫は活動空間として1頭当たり必要な距離、キャットステップやキャットウォークのこと、キャットウォークの板幅は・・・などなど。
他にもいろいろ記事に取り上げられていて、ポイントを押さえた内容で、なかなか勉強になりましたよ。(^_^)
犬でも猫でも、その種類による特性や、個体差があるので全て同じというわけにはいきませんが、そのお宅の家族の一員という意識を常に持ちながら、出来るだけ寄り添えるご提案が出来る様に頑張りたいと思います。m(_ _)m
愛犬と暮らす・・愛犬家住宅ドットコム/長野県長野市で”愛犬家住宅””ペット共生住宅”を手がける建設会社、専門の愛犬家住宅コーディネーター(AJC)が在籍する「総合建設西沢商会/ニシザワホーム」、”愛犬家住宅”住まいづくり倶楽部会員